日本史概説
思い出して書く。
単位取得方法
レポート(分冊1)+レポート(分冊2)+地方秋スクーリング(併用試験)
レポート課題
分冊1は、3つの設問全てに答えて述べよ。分冊2は、2つの設問全てに答えて述べよ。
2冊とも、規定の2,000字を均等に割り振って書いたのだけど、どれも「字数制限内でまとまらない…」と思いながら、頑張って書いた。分冊2は、一度はねられているが、不合格時の先生の講評で、足りない部分を的確に指摘されたので、2回目の提出はうまくできた。こういう講評だと、すっごくありがたい。
教科書は市販本。
- 作者: 佐々木潤之介,中島三千男,外園豊基,佐藤信,藤田覚,渡辺隆喜
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2000/04/01
- メディア: 単行本
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授業内容
地方なので、3日間タイプの集中スクーリング。
シラバスは、政治の流れと大坂の歴史。近代までは、政治の中心が関西だったので、特に大阪を強調していたわけでもなかったけれど、3日間のうち、2日目は大阪歴史博物館へ行った。(巡見レポート課題あり)
この科目は教職課程の人も取るのだけど、授業はあくまで、史学生向けとのことだった。
先生が熱心で授業が面白く、時間が足りないから無理だけど「話せば長くなりそうなトピック」が随所にあった。時代区分論とか、鎖国についてとか。
古代から近代ちかくまでの範囲を3日間でざっとやるので、多分かなり厳選した内容だった。通信教育は、受講している生徒の年齢が様々で、知識にもかなりムラがあるため、きっと教える先生も難しいと思う。そうでなくても、歴史は10年くらいの単位で教科書が変わったりするし、史学生は常に情報の更新にさらされている気がする。
今、ノートを読み返すと、鎌倉初期は頼朝の支配している東国と、西国のなかでも、平氏の支配と、朝廷の支配の3つの王権があり、それぞれ使っている元号が違うと書いてある。史学の学生さんは、このあたりの時代をやろうと思ったら、ちょっと混乱しそう。
試験の内容は、事前に知らされて、試験当日までにまとめておくように言われる。持ち込み可なので、当日はまとめたものを引き写すのがいい。問題は、古代と室町時代の冊封の違いを800~1000字でまとめよ。成績評価は、巡見レポートが30%をもっていくので、こちらもがんばらなくてはいけない。合格した。
見学したのは、常設展。広いし、色々あるので、興味深かった。注意書きがあるところ以外は、写真撮影OKだったけど、私が行ったときは、そういう箇所はなかったような気がする。復元模型が見ていて楽しかった。