優雅に叱責する不幸で敬虔な幼子たち{仮}

日大通教哲学専攻(1年入学)での学修過程メモ

歴史学

思い出して書く。

単位取得方法

レポート(分冊1)+レポート(分冊2)+夏期スクーリング(併用試験)

レポート課題

レポート課題は2年で一度変わるけれど、歴史学の課題はここ何年も変わってないように思える。かと言って、決して易しいわけではない。

テキストから人物を選んで、時代概観と地域のあり方を論述せよ、とのこと。分冊1は1部~3部、分冊2は4部~8部から選ぶことができるが、人によって全然違うものを選ぶのが面白い。

私は課題の求めるところをちゃんと理解していたわけではなかったようで、何となく書けているから、みたいな講評で合格した。何が足りなかったのか、よくわからなくて、ずっともやもやしていたのだが、4年後、日本史入門を受講した際、先生が「あれは主語を人物にするんじゃなくて、その時代の国を主語にするとよい」と言っていた。

授業内容

環境と人間の関係から、日本の歴史を見直す、というシラバスのタイトル。

高校で日本史を履修した覚えがないため、中学校レベルで知識がとまっていたのだけど、授業がわかりやすくて良かった。パワーポイントの説明とペーパーの記入、というスタイルだと板書だけに意識が持ってかれることがなくて良い。

特に気候変動と歴史上の出来事については、自分では気づかなかった、右肩上がりの成長というマルクス史観を見直すことになって、大変ためになった。

あと、受講人数が70人くらいだとかで、先生は休み時間にペーパーを1コマ毎に回収・チェック・返却していたのだけど、すごく大変そうだった。

3日間集中型のスクーリングなので、試験は持ち込み可の論述。マス目がしっかり作ってあって、500字以上800字以内と決まっていたような気がする。

結果は合格だった。