優雅に叱責する不幸で敬虔な幼子たち{仮}

日大通教哲学専攻(1年入学)での学修過程メモ

西洋思想史Ⅱ

思い出して書く。

単位取得方法

レポート(分冊1)+レポート(分冊2)+科目修得試験

 

この科目は集中スクーリングをやっていないので(東京の本館で昼間・夜間等にはやっていたりする)地方住みは、試験を頑張るしかない。

レポート課題

分冊1は「デカルト形而上学の意義と特質について」で合格した。分冊2は「カント認識論の特質」で不合格だった。

とにかく4月の試験に間に合わせるために、分冊2を慌てて仕上げたとはいえ、講評がひどくて腹立たしかった。足りないのはわかっているんだけど、どこが足りないのかわからないからとりあえず送ったら、ぼろくそに言われただけで、どう足りないかヒントもくれないひどい講評だった。勉強不足と言われればそれまでなんだけど、最初っから完璧にできてれば、講評なんかいらないんだよ! と当時かなり怒っていた。

レポート課題が変わったので、あの課題では再提出しないのだけど、ただでさえカントは苦手意識が強いので、中途半端な理解に終わりそうで怖い。

 

デカルトで参考にしたのは以下の本。 

デカルト『方法序説』を読む (岩波現代文庫)

デカルト『方法序説』を読む (岩波現代文庫)

 

  

省察 (ちくま学芸文庫)

省察 (ちくま学芸文庫)

 

  

デカルト『方法序説』 (哲学書概説シリーズ)

デカルト『方法序説』 (哲学書概説シリーズ)

 

 再提出の分冊2。課題は「カントの道徳律、および英仏における実証主義について」

キーワードに沿って内容をまとめ、最後に思想の変化とその流れについて書いて合格した。科目修得試験は合格しているので、これで単位が確定して評価も見られるようになった。

意外と役に立った参考文献はこれ。 

思想史のなかの科学 改訂新版 (平凡社ライブラリー)

思想史のなかの科学 改訂新版 (平凡社ライブラリー)

 

 

科目修得試験

4月の試験に間に合わせるために、レポートを滑り込みで提出したのには理由があって、ここ何年か4月の試験ではデカルトが出題されていて、そこに完全にヤマを張ったからだった。

しかし意に反してこのときの出題がベーコン。まったくノーマークだったので、30分何もできず、交通費だけ使ってすごすご帰った。

6月の試験は、ヤマは張りつつ、もうちょっと広い範囲を勉強して、優先順位をつけて覚えていった。

合格はしたけれど、レポートが不合格のままなので、単位は確定していない。